BRAND HISTORY    

BRAND HISTORY vol.2

戸塚酒造株式会社

戸塚酒造株式会社

第一にうまい酒造り
こだわり尽くしの老舗酒蔵

岩村田宿に代々続く小さな酒蔵が、素材へのこだわりとあふれ出るアイデア、社長自ら畑にも赴く実行力で、さまざまな挑戦を続けています。

 

伝統息づく深い味わい

 創業は江戸時代の承応2(1653)年。旧岩村田藩御用達の由緒ある酒蔵で、品質一筋370余年。徳川家の家臣として駿河国(現在の静岡県掛川市)から移り住み、岩村田周辺の統治に関わった戸塚平右衛門が、駿河で学んだ酒造知識を活かし、酒造りを始めたと云われています。
店頭でよく目にする「寒竹」は、伝統息づく手法で醸された戸塚酒造が誇る日本酒です。酒造好適米である美山錦を使用したお酒で、古くから飲む人の心を解く良酒として愛されてきました。

地域風土を生かした酒造り

 浅間山麓の冷涼な空気と清らかな水に恵まれた佐久。戸塚酒造が何より重んじる「地域の風土を生かした酒造り」に適したこの地で、時代に合わせた工夫を加えながら、たゆまぬ挑戦を続けています。
「舌にのせればその土地の空気、その土地の色が感じられるように」と日本酒造りに使うのはすべて長野県産米。全国的にも早い段階で糖類添加をやめ、醸造には米由来のアルコールを使用。醸す全量を米本来の味で勝負するのが蔵のこだわりです。
佐久地域では昔から焼酎造りも盛んで、戸塚酒造でもそばや麦、トマトを生かした焼酎「草笛」を製造していました。
近年になり、「地元で育てたイモで焼酎を造りたい」と、農薬を使わずにサツマイモを自家栽培。佐久の畑で採れたイモで「てんてこ舞」、軽井沢の畑から「こてさんね」が誕生しました。また、軽井沢産の麦を使った焼酎「しろがっぱ」、軽井沢産のジャガイモを生かしたスピリッツ「アクアヴィットTORI NO SU」など、地元の素材を生かした商品が続々登場。新設した御代田町の蒸留所で製造する新商品の販売も予定しています。



時代を読んだ様々な取り組み

 2000年よりアメリカへ販路を広げ、墨痕鮮やかな「寒竹」のラベルが、ニューヨークやサンフランシスコの店頭に並んでいます。
冬期に標高約2千メートルの高峰高原で行った「雪中貯蔵」で熟成による味の違いを確信し、2016年には小諸の風穴を利用した「風穴貯蔵」で通年貯蔵を可能に。
また、地元高校生との交流にも力を入れ、高校生が育てた作物を使い一緒に酒造りをしたり、売り出し方を考えたり、未来を担う若者にも酒造りの魅力を発信しています。

                     

 老舗ならではの伝統を礎に、「考え付いたらすぐやる」がモットーの戸塚社長の実行力が加わり、次々と形になる戸塚酒造の挑戦。次に何が登場するのか、目が離せない酒蔵です。

Sake

日本酒

酒蔵の自信作「寒竹」をはじめ、数々の受賞歴を誇る味わいが揃います

Shochu

焼酎

地元の素材を生かしたこだわりの焼酎。ラインナップも豊富です

Spirits

スピリッツ

醸造家と農家の想いがひとつになった蒸留酒


戸塚酒造株式会社
TEL 0267-67-2105

住所 佐久市岩村田752 

HP https://www.kanchiku.com/




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